黒竜江省斉斉哈爾(チチハル)市で2003年8月4日に起きた、旧日本軍の遺棄化学兵器による毒ガス事故の被害者6人が3日、日本の東京弁護士会館で開かれた交流会に出席し、第2次世界大戦中に旧日本軍が遺棄した化学兵器による被害を訴えた。被害者らは日本政府による謝罪と、医療や生活面での補償を求めるとともに、旧日本軍の遺棄した化学兵器の状況を明らかにし、類似事件の再発を防ぐよう求めた。交流会には弁護団弁護士や日本の市民、中日両国のマスコミ関係者ら150人余りが参加した。
写真(上):顔を覆って泣く事故被害者の馮佳縁さん
写真(下):被害者の不幸な境遇を聞いて涙を浮かべる日本の女性
「人民網日本語版」2005年8月4日