湖南省シ江市のシ江空港で6日、「"平和の声"第2回中国シ江・国際平和文化祭および抗日戦争勝利60周年記念大会」の開幕式が行われた。式には、中国南西部と国外を結ぶ補給航路「ハンプコース(駝峰航線)」で活躍した米義勇飛行隊「フライングタイガース(飛虎隊)」の元兵士ら40人余りが太平洋の向こうから駆けつけ、感激を胸に当時の部隊歌を斉唱した。
中国抗日戦争時、シ江には連合国陣営にとって極東2番目の大空港「シ江空港」が建設され、クレア・リー・シェンノート将軍率いる米の対中支援飛行隊「フライングタイガース」が駐留した。1945年8月21日に中国政府が日本軍代表の降伏を受諾したことにより、シ江は抗日戦の勝利と降伏受諾の町となり、降伏受諾記念坊、投降受諾跡地、中米空軍クラブなどが今も保存されている。
6日午後、世界10数カ国の平和主義者の代表、平和団体、元兵士団体の代表、中国の元兵士の代表、降伏の証人、専門家らが「シ江平和宣言」に署名した。また、シ江は「ノルマンディー上陸作戦」の仏グランカンマイシー市と正式に友好都市協定を締結した。
「人民網日本語版」2005年9月7日