第2次大戦中に中国を支援した米義勇飛行隊「フライングタイガース(飛虎隊)」や、当時の航空ルート「駝峰航路」の飛行隊の元兵士・家族ら一行が31日早朝、「中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利60周年記念活動」に参加するため北京首都国際空港に到着した。
同日午後、100人以上の米元兵士とその家族・友人、中国の元将軍、学者、各界関係者が一堂に会し、当時の戦火の日々を振り返り、友情を温めた。当時の精鋭パイロット、ジョン・ディック・ロッシ氏は「かつて戦った土地を永遠に忘れることはない。わたしは、また中国に来る」と述べた。中国の退役将軍、李宣化氏は「抗日戦争における中米両国人民の血みどろの奮戦がなければ、世界反ファシズム戦争の勝利はなかっただろう」と感慨深げに語った。対面後、米元兵士らは撃墜された米軍機の残骸を捜索する絵画に署名した。
「人民網日本語版」2005年9月1日