「9・18」事変(満州事変)は18日、74周年を迎えた。香港では同日、多くの団体が、第2次世界大戦のA級戦犯を合祀する靖国神社への日本の首相と閣僚による参拝の停止を求め、日本総領事館に向けデモ行進を行った。参加者は日本軍国主義の復活への警戒を呼びかけるとともに、釣魚島(日本名・尖閣諸島魚釣島)から撤退し、第2次大戦中に侵略した国々に謝罪するよう日本に要求した。
香港工会聯合会は16日にも抗議活動を行っている。同会社会政策委員会のスポークスマンは、日本の首相と主要高官による靖国参拝への反対を表明するとともに、「日本は歴史を直視し、中国侵略史をわい曲した教科書の出版を禁止しなければならない」「日本政府は国民教育を強化し、日本軍国主義が被侵略国・地域の人々にもたらした多大な災厄を次世代の日本人が正しく認識し、歴史の繰り返しを防ぐことができるようにしなければならない」と強調した。
「人民網日本語版」2005年9月19日