1月、江沢民主席、中日民間友好団体の代表者会議に出席した日本側代表団と会見。
3月、朱鎔基総理、日本の関西経済連合会の秋山喜久会長、大阪商工会議所の田代和為会頭をはじめとする関西財界代表団と会見。
4月、全国人民代表大会(全人代)常務委員会の李鵬委員長が日本を公式訪問。「中国文化年」、「日本文化年」の開幕レセプションに出席し、両国の文化年のスタートを宣言。小泉純一郎首相や日本各界1500人余りがレセプションに出席。 小泉純一郎首相、中国文化部の孫家正部長の率いる訪日代表団と会見。 朱鎔基総理、博鰲(ボアオ)アジアフォーラム年次総会に出席する日本の小泉純一郎首相と会見。
中国政府、小泉首相の4月21日靖国神社参拝に強い不満を表明。
6月、江沢民主席、鳩山由紀夫党首を団長とする日本民主党代表団と会見。
全国人民代表大会の李鵬委員長、日本社民党の土井多賀子党首率いる日本の超党派議員代表団と会談。
8月、中国外交部の王毅副部長は日本外務省の高野紀元・審議官と中日外交当局間の定期協議を行った。双方は「中日国交正常化からこの30年で両国関係は大きく発展した」と評価、そのうえで「歴史を鑑(かがみ)とし、未来に向かう」精神で、両国間の問題を適切に解決し、両国関係の健全かつ安定した発展を促していくことを確認。
中日国交正常化30周年の記念活動については、両国が伝統的友好関係を生かし、全面的友好協力を展開していくことで合意。
王毅副部長は靖国神社参拝問題について「中国人民の感情を再び傷つけることのないよう希望する」と述べ、中国側の原則的立場を表明。これに対し日本側は「歴史を正視し、日中関係を強化・発展させていきたい」と強調した。日本側はまた「一つの中国の原則」の堅持を改めて表明したうえで、「台湾問題における日本の立場は変わらない」と述べ、「2つの中国」「一中一台」を支持せず、「台湾独立」にも参与しない考えを強調。
双方はまた両国問題や地域・国際問題について意見を交換。
江沢民主席、日本共産党の不破哲三議長一行と会見。
9月、中日国交正常化30周年友好交流大会、北京で開催。中国の江沢民国家主席、胡錦涛国家副主席と銭其シン副首相、日本の元首相である橋本竜太郎日中国交正常化30周年議員連盟会長、扇千景国土交通相と日本の47の都道府県からきた10000余人が出席。
中国の朱鎔基総理、日本の小泉純一郎首相と国交正常化30周年についての祝電を交換。
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