中国の西蔵(チベット)学代表団がこのほど、東京で行われた日本西藏学界の研究者らとの座談会で、「中国政府の支援の下、西藏ではこの50年の間に、宗教の自由や伝統文化が十分に保護され、西藏各民族の生活は大きく改善された」と強調した。 座談会で代表団は、西藏の経済発展や各民族の生活水準、教育水準、宗教信仰の自由、宗教施設の保護の状況などについて説明。西藏がこの50年で大きく変化した理由については「中国政府と中国の全民族、特に漢族の人々の大きな支援があったからだ」と強調し、西藏の経済・社会が「かつてより悪化している」訴えるダライ・ラマを非難した。陳虹団長は座談会の席上、「実際に西藏を訪れて自分の目で確かめてほしい」と述べ、日本の政治家による西藏訪問を歓迎した。 「人民網日本語版」2002年11月16日
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