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中日の学者、長江イルカの移動状況を共同で観測

7月の11日から12日にかけて、中国科学院水生物学の専門家、日本水産工学研究所の水生物音響学の赤松友成博士と江西省長江イルカ救護センターのスタッフたちは共同で長江九江区間の八里江水域の長江イルカの移動状況を観測し、国の二級保護指定を受けているこの水生哺乳動物――長江イルカには長江と湖沼を移動してまわる行為の特徴があることが初めて明らかになった。

八里江水域は長江の中流と下流の接点ともいえる場所で、川をさかのぼる水の流れや支流が分岐しているところもたくさんあり、エサも豊富にあるため、長江イルカの最も集中し、たくさん集まっている区間の一つである。移動行為をしているかどうかは、ずっと内外の学者が究明しようとしていたことである。1996年以来、日本の水生物学者赤松友成氏は中国科学院の専門家と3回にわたってこの水域で観測をおこなってきた。2002年に中国科学院水生物研究所カワイルカ研究室の専門家は日本の専門家と初めて湖北省石首天鵞洲の長江イルカ保護区で淡水イルカについて無線タグによる追跡テストをおこない、長江イルカの生息の法則を解明した。

「チャイナネット」2005/07/18

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