ホーム>>中日両国>>社会
中国人作家楊逸さん、初めて芥川賞にノミネート
発信時間: 2008-01-08 | チャイナネット

第138回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が7日発表され、在日華僑の楊逸さんが日本語で執筆した小説「ワンちゃん」が芥川賞候補に選ばれた。中国人作家の芥川賞候補は初めて。中国新聞社が伝えた。

楊さんは1964年、黒竜江省哈爾濱(ハルビン)市出身。1987年に日本に留学し、お茶の水女子大学を卒業、現在は中国語講師を務めている。「ワンちゃん」は昨年、日本の著名な純文学誌「文学界」(12月号)に発表された。日本で働く中国人女性が「結婚難」を抱える日本人男性の集団を中国でのお見合いに連れて行く物語だ。すでに昨年、同誌の「文学界新人賞」を受賞している。

「人民網日本語版」2008年1月8日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 中日共同歴史研究、第三回会議を北京で開催

· 日中友好市民倶楽部、奨学金授与式開催 天津

· 福田首相、朝食会で北京の高校生や大学生と交流

· 中日両国、2008年を「中日青少年友好交流年」に

· 西安で「中日韓教育旅行シンポジウム」が開催