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平山郁夫氏、釣魚台国賓館に絵画を寄贈
発信時間: 2008-03-19 | チャイナネット

日中友好協会会長であり画家の平山郁夫氏が、中国の釣魚台国賓館に『朝日法隆寺 奈良』と題する絵画を寄贈する。その寄贈式が18日、日本駐在中国大使館で行われ、崔天凱大使、平山氏の家族、大使館スタッフが出席した。

『朝日法隆寺 奈良』は、世界文化遺産の法隆寺を描いた作品。平山郁夫氏によると、法隆寺は日本で最も古い木造建築で、中国古代の建築スタイルを踏襲し、中国の職人の指導を受けて建立された中国仏教文化を受け継ぐ建物だという。

中国美術館では、4月16日から平山氏の展覧会が開かれ、出品される『朝日法隆寺 奈良』」は、同展終了後に釣魚台国賓館に寄贈されることになっている。

崔天凱大使は挨拶の中で、中日両国国民の往来や友情の強化、中国の文化財保護に大きな貢献を果たした平山氏が、中日平和友好条約締結30周年、北京五輪が開催される今年に絵画を寄贈することは重要な意義があると述べた。

長期にわたって中日交流に貢献してきた平山氏は、2002年、中国から「文化交流貢献賞」を授与されている。

「チャイナネット」2008年3月19日

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