ホーム>>中日両国>>社会
日本料理の海外進出を拡大 健康のコンセプトを普及
発信時間: 2008-04-03 | チャイナネット

この数年、健康という意識がより多くの人に受け入られるにつれ、低カロリーで化学添加物の少ない日本料理は、世界各地で徐々に人気を得ている。「日本料理ブーム」がさらに広がると自信を持つ日本食レストラン海外普及推進機構はフォーラムを開き、「世界に日本料理を押し広め、世界に日本料理の魅力を知ってもらう」というキャッチフレーズを打ち出した。

日本食レストラン海外普及推進機構によると、日本料理を好む外国人は約6億人おり、海外での日本料理店は2万5000件もあるという。北京や上海、大連など中国の都市でも、いたるところに日本料理店を見ることが出来る。

日本の飲食業が積極的に海外進出する理由の一つは、今の日本の農業は苦しい立場におかれており、労働力の減少が消費市場の衰退をもたらすだけでなく、高い生産コストによって農産品の競争力を欠くとされているためだ。このような状況で、海外に高級の農産品を輸出することは、上記のような苦境から救い出すために有効な方法である。

日本料理の前途は明るいとされているが、一部の日本料理店の料理の作り方や、刺身など食材の処理は間違いで、かえって日本料理のイメージが悪くなると心配する日本人も少なくない。

日本食レストラン海外普及推進機構の茂木友三郎理事長は、今回のフォーラムを通じて、日本料理の作り方や精神、ひいてはグローバル化時代の経営コンセプトを押し広めることができれば、健康をコンセプトとする日本料理が世界に広がる日も遠くないと話す。

「チャイナネット」2008年4月3日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· ドキュメンタリー「靖国」、上映中止相次ぐ

· 中国語作文コンクール、9歳の小学生の作品が一等賞に

· 日曜中国語会、両国の文化とメディアの交流を討論

· 肌で感じた文化交流の力

· 日本人タレントと私、 二人三脚で夢に向かって