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北野武監督の最新作公開 ヴェネチア国際映画祭
発信時間: 2008-08-31 | チャイナネット
心臓発作で倒れたイタリア人記者。
映画「アキレスと亀」のポスター。
 
 日本の名監督、北野武の最新作「アキレスと亀」がこのほど、ヴェネチア国際映画祭で公開された。上映中にイタリア人記者が心臓発作で突然倒れるという思いがけないハプニング発生した。「羊城晩報」が伝えた。

 倒れた記者は主催者側のスタッフによって素早く会場から運び出されて緊急治療が施され、命に別状はなかった。

 北野武監督は早くも10年前に「HANA-BI」でヴェネチア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞しており、今回の新作でもそのテーマの斬新さから有力候補にあがっている。「アキレスと亀」は険しい道のりを歩む一人の画家の物語で、絵を描くのが好きな北野武氏が自ら腕を振るった画作が映画の中に登場する。同作品は重苦しい雰囲気を基調としており、結末も悲惨なもので、主人公の画家は両親の自殺や友人の交通事故を経験し、「冷酷」な性格になってしまい、事故現場で血まみれになったけが人を興味津々に観察したり、水の中で息を止めて想像力をかきたてたり・・・・・・最終的には妻も見切りをつけ、娘も家出をし、自ら自宅を燃やしてしまう。

 「人民網日本語版」 2008年08月31日
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