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日本で「ぼったくり」に遭う中国大陸の観光客
発信時間: 2009-06-25 | チャイナネット

日本の華字紙『東方時報』は、日本を訪れる中国大陸からの観光客が増えるにつれ、「中国人観光客が日本でぼったくりに遭う」というニュースが度々見られるようになったと報じた。この現象と加熱する「中国人観光客の日本旅行」により、極めてアンバランスな対比が作り出されている。

 

日本ツアーに参加したある中国人観光客は帰国後、友人にこのように話している。「日本本州6日間ツアーの代金は1人4680元だったが、6日間で銀聯カードを全額使い果たしてしまった。ざっと計算しても4万元以上使った。まさに私の財産をむしり取られたようだ。日本にはもう行かない」。

 

同紙も最近、日本に観光に訪れた中国人観光客からの電話で、観光やショッピング、食事の際に「ぼったくられた」という話を何度も耳にしている。しかもこれらの問題の多くが東京の秋葉原の免税店や大阪などのレストラン、レジャー施設で起きている。

 

ガイドが明かすよくある「ぼったくり」の手口

記者は日本でツアーを引率する中国人ガイドに取材し、よく使われている「ぼったくり」の手口をいくつか紹介してもらった。

 

まず、買い物にしても食事にしても、ぼったくるには関連の店と手を組む必要がある。そうすることで客を巧みに誘うことができる。その次に、万一に備え、ツアー客の自由行動を規制し、指定した免税店でしか買い物できないようにする。

 

3つ目に、買い物時に割引券を配る。ツアー客は店員に特別な番号がふられたその割引券を提示することにより、自ら「ぼったくり」をさせる合図を送ることになる。同時に、割引券のもう一つの最も重要な役割は、ガイドに支払われるリベートの証明となることである。

 

4つ目に、ツアー客が買い物をする際、しっかり誘導する必要がある。つまり「サクラ」を限られた時間に導入する必要がある。

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