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日本で「ぼったくり」に遭う中国大陸の観光客
発信時間: 2009-06-25 | チャイナネット

「ぼったくり」の背後にある罠

記者の取材で、観光中のショッピングとレジャーにおいて、粗悪品を上等品として提供したり、自分の都合に合わせ内容をすりかえるなどの詐欺行為は旅行社とガイド、免税店、レジャー施設が連携して行う「ぼったくり」のよくある手口であることがわかった。

 

罠その1 中日両国の異なる「免税店」の概念を混同

秋葉原でツアー客を連れ買い物させる際に、ガイドは「免税店」を選んでいる。中国人観光客にとって免税店は政府公認のもので、ここの商品は質が良いだけでなく、価格においても一部の税額が免除され、「値段が安く品質もよい」と考えられている。

 

しかし日本では、多くの免税店が非公式の民間のもので、設立方法も比較的簡単である。中国大陸の一部の旅行社はこの中日間の違いに目をつけ、成功率も非常に高い。

 

罠その2 ニセモノの高級牛肉とカニ

記者は日本のその他の観光都市を取材し、中国人観光客の食事における「ぼったくり」も非常にすさまじいものであることを知った。旅行社はレストランと共謀し、中国人観光客が本場の日本料理を知らない点を利用し、巨額の利益を得ているという。

 

彼らがよく行うのは、新鮮でない日本料理を高級品と偽り観光客に勧めるという手口である。ガイドはツアー客からより多くの利益をむしり取るため、様々な手段を用いツアー客に高級松坂牛や北海道の蟹、ふぐなどを試食させる。しかし料理店は記者に対し、これらのツアー客が味わっている1万5000円もする松坂牛は実はわずか数百円程度の米国産牛肉で、北海道の蟹と言われているものも北海道のものではないと明かしている。

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