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中国人学生18人、笹川基金による日本研修開始
発信時間: 2009-07-30 | チャイナネット

成田空港に到着

 

歓迎会

笹川日中友好基金の支援プログラムで日本滞在の機会を得た18人の中国人学生が27日、成田空港に到着した。学生らは今後、8月24日までの約1カ月にわたり、早稲田大学での学習や富士山麓でのセミナー、広島や京都への小旅行に参加し、日本語力を向上させ、日本へのさらなる理解をつちかう。

笹川日中友好基金はこれまで、人材育成や調査研究などさまざまな事業を通じて、日中の相互理解や友好関係の促進に取り組んできた。今回のプログラム「地方大学における日本語学習者の日本研修」は、5年計画の助成事業として今年から始められた。中国と日本の関係は年々深まっているものの、日本企業が少ない内陸部では、日本語学習者が日本人とふれあう機会も限られている。そのためこの事業では、中国内陸部の大学で日本語を学ぶ学生を対象とし、訪日研修の機会が提供されることとなった。

プログラムの参加者は、内蒙古大学・内蒙古師範大学・寧夏大学・蘭州大学・青海大学・青海民族大学からの選抜試験によって選ばれた。日本語力のほか、訪日の目的やコミュニケーション能力などが選考の対象となった。選ばれた学生らは北京での研修を終えた後、日本へと出発した。1カ月近い日程で、若い学生らはさまざまなことを見聞きし、自らの体験というかけがえのない財産を得て帰国することになる。

「人民網日本語版」2009年7月30日

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