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新中国成立60周年祝賀レセプションが東京で開催
発信時間: 2009-09-30 | チャイナネット

在日本中国大使館は中日国交正常化37周年にあたる29日夜、東京のホテルニューオータニで中華人民共和国成立60周年の祝賀レセプションを開催し、日本の平野博文内閣官房長官や各友好団体の代表者、華僑華人、留学生、各国大使館の代表者ら約2000人が出席した。

あいさつする崔天凱駐日中国大使

崔天凱駐日中国大使はまず始めに「2日後の10月1日、中華人民共和国は建国60周年を迎える。本日、私たちはここに集い、祝賀レセプションを催す運びとなった」とあいさつし、以下のように述べた。

「60年前、中国の人々は長きにわたる艱難辛苦を乗り越え、奮闘努力して新中国を建国した。そして民族独立と人民の解放を実現させ、中華民族と新しい時代を切り開いた」

「今日9月29日は中日国交正常化37周年の記念日にあたる。中国発展のプロセスにおいて、中日関係は特殊で重要な意義を持っており、日本の各界の人たちは新中国建国初期から改革開放までの各時期に、両国国民の友好を促進させ、中国の建設と発展に積極的な支援を行い、永遠に銘記されるべき努力をされた。中日両国は協力パートナーであり、互いを脅威と見なすのではなく、お互いに平和的な発展を支持することが今の双方の共通した考えである」

「先日ニューヨークでは、胡錦涛国家主席と鳩山由紀夫首相が会談を行い、新しい時代の両国関係の発展について重要な合意に達した。胡錦涛主席が会談で述べているように、中日両国の共通の利益と共通した挑戦は増えている。そして両国関係はより高いレベル、より広い範囲での発展の重要なチャンスに恵まれ、このチャンスを逃さず、両国の戦略的互恵関係が引き続き深化、発展するよう努力しなければならない」

あいさつする平野博文内閣官房長官

今年で60歳を迎えた平野博文内閣官房長官は「中国が60周年を迎えることに政府を代表して心からお祝いを申し上げたい。37周年の友好関係を築いた日中両国は、様々な課題を乗り越え、両国の友好関係がさらに深まることを期待し、日本と中国がしっかり手を携えながら、世界の平和やアジアの発展のために努力をしていくことを希望している」と述べた。

河野洋平氏は乾杯のあいさつで「中国は19世紀の後半から20世紀の前半まで、欧米列強や日本の侵略を受けるという大変厳しい状況の中で民族を統一し、国民は苦しみに耐えて勝利を勝ち取った。中国建国60周年は大変うれしいことであり、心からお祝いを申し上げたい。これから中国は必ずや困難な状況を克服して、世界の繁栄と平和、安定のために力を尽くし、立派な世界の大国としてますます発展するに違いない」と述べた。

日本で活躍中の中国チベット族歌手・阿蘭

レセプションのアトラクションでは、中国から来た人たちによる川劇の「変面」や、琵琶と琴による「春江花月夜」の演奏、スイ族やタイ族の舞踊が披露され、祝賀ムードをいっそう盛り上げた。

「チャイナネット」  2009年9月30日

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