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寧夏の都市汚泥総合利用で成果 島根県が協力
発信時間: 2009-11-25 | チャイナネット

日本国際協力機構(JICA)の草の根友好技術協力事業「汚泥総合利用技術」は2007年の実施以来順調に進み、一定の成果を収めている。

日本の専門家の指導の下で、寧夏の技術関係者は都市下水道汚泥の総合利用法を習得した。特に堆肥発酵を通して、汚泥を都市緑化、製紙用林地などに幅広く応用している。

寧夏「汚泥総合利用技術」視察代表団一行3人がこのほど、日本の島根県を訪問した。滞在中、一行は宍道湖流域下水道管理事務所、安来市集落排水小型浄化施設、動物の糞便を利用し汚水場の汚泥と混ぜて発酵させ、堆肥を造っている渡辺牧場、島根県農協発酵堆肥センター、東西部水質浄化センターのほか、公衆便所合併式汚水処理浄化槽などを実地に視察し、島根県の環境保護、都市計画関係の法規と下水道管理システム、下水道汚泥利用および汚水高度処理技術を系統的に学習した。

代表団は島根県環境生活部、土木部と来年度のJICA草の根技術協力事業の支援を共同で申請することについて初歩的合意に達した。次の段階で、寧夏と島根県は汚水処理における有毒臭気の収集と除臭、脱リン・リン結晶、農村小型汚水処理、施設野菜、家畜糞便の高温堆肥発酵などの分野で技術協力を進める。

「汚泥総合利用技術」は寧夏の国際技術協力計画事業の一つ。実施以来、島根県は管理と技術の専門家前後4陣、延べ14人を寧夏に派遣して技術指導を行い、寧夏も技術・管理要員3陣、延べ11人を島根県に派遣して研修させた。寧夏と日本の技術者は汚泥肥効鑑定、有害物質分析、食品安全性測定評価などの試験研究と展示を行った。

寧夏と島根県は1993年に正式に友好関係を結んだ。その後、双方の公と民間の交流が幅広く、頻繁に進められた。双方は環境保護を目的とした植林やさまざまな形の文化交流を積極的に繰り広げ、大きな成果を収めた。

「駐日本中国大使館サイト」より 2009年11月25日

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