楊潔チ外交部長は17日、アジア中南米協力フォーラム(FEALAC)第4回外相会合のため滞在中の東京で、日本の岡田克也外相、韓国の柳明桓外交通商相とそれぞれ会談した。
楊部長は岡田外相との会談で「日本の政権交代後、両国首脳は会談を重ね、両国の戦略的互恵関係の深化について一連の共通認識に至った。日本側と共に、両国首脳の共通認識の精神に基づき、好機を捉え、戦略的互恵関係の新たな進展を促していきたい」と表明した。
岡田外相は「日本政府は引き続き、両国の戦略的互恵関係の持続的で安定した発展に尽力していく。中国側と共に、ハイレベル相互訪問の流れを継続し、日中ハイレベル経済対話・協力を推進し、上海万博に積極的に参加し、気候変動などの問題で意思疎通や協調を強化していきたい」と表明した。
楊部長は柳外交通商相との会談で「韓国側と共に、新たな年において中韓関係のさらに踏み込んだ発展を促していきたい。双方はハイレベル交流の流れを継続し、戦略的意思疎通を強化すべきだ。経済貿易協力を深め、利益の絆を緊密化すべきだ。『訪問年』活動を成功させ、民間友好の基礎を固めるべきだ。多角的協調を強化し、共通利益を強化すべきだ」と表明した。
柳外交通商相は「韓国は韓中関係を非常に重視している。中国側とハイレベル交流を継続し、中日韓、ASEANプラス3(中日韓)、G20の枠組みで中国との協力を推し進め、『中国訪問年』『韓国訪問年』活動を成功させたい」と表明した。
「人民網日本語版」2010年1月18日 |