| 中日両国> |
| japanese.china.org.cn |03. 09. 2010 | ![]() |
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宋慶齢旧宅で「孫文、宋慶齢と梅屋庄吉展」開幕
中国宋慶齢基金会の胡啓立主任は開幕式で以下のように述べた。「辛亥革命から100周年を迎えるこのときに、この展覧会を催したのは、他でもない孫文・宋慶齢夫妻と梅屋庄吉氏の尊い友情に触れ、中日友好関係のルーツを再確認するためである。この貴重な歴史が永遠に人々の心に刻まれ、途絶えることなく受け継がれていくことを願っている。また、孫文が行なった民主革命に対し、そして、中日両国が築いてきた友愛関係に対して、より一層理解を深めて欲しい。若い世代がこの歴史経験から学び、中日の友好関係を一段と揺るぎないものにし、両国がともに繁栄し発展するための貢献をして欲しいと思う。」
テープカット式が行なわれる前、福田前首相は展示を参観した。彼は中日友好交流のシンボルである松本楼の写真の前で足を止め、熱心に見ていた。松本楼は、若かりし日の孫文が、梅屋庄吉や中国民主革命の中日両国の支援者と良く会っていた場所として有名だが、ここは、福田前首相とも縁があるようだ。2008年5月、当時首相であった福田康夫氏は松本楼で、訪日中の胡錦濤主席を招き、夕食会を開いた。また、福田氏の父である福田赳夫元首相の結婚披露宴が行なわれた場所でもある。
今回の展覧会は8月24~29日にかけて、上海万博の日本館で行なわれた「孫文と梅屋庄吉展」の全展示品だけでなく、宋慶齢の旧宅に所蔵されていた関連資料も展示されている。そのなかには、宋慶齢が所有していた和服の帯や孫文の記念アルバム、孫文と梅屋庄吉夫妻との手紙など、全て初公開の品々ばかりだ。この度の展覧会は孫文・宋慶齢夫妻と梅屋庄吉に関する展覧会のなかでも、もっとも完璧に近いものとなった。
来年2011年の辛亥革命100周年に向け、中国宋慶齢基金会は一連の催しを企画しているそうだ。今回の展覧会はその盛大な幕開けとなった。
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