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japanese.china.org.cn | 14. 04. 2013 |
4月9日早朝、アメリカ首都ワシントンD.C.の河畔で桜が開花した。
百年の歴史を持つワシントンの桜並木は、気温が上昇するにつれ、少しずつ満開に向かっている。初めてワシントンを訪れた外国人は、このアメリカの首都で桜に出会うとは予想しておらず、不思議に感じるかもしれない。
ワシントンのポトマック河畔は桜の名所であるだけでなく、切手やはがき、ポスターのあちらこちらに桜は登場し、ワシントンを象徴するシンボルとなっている。コーヒーチェーンのスターバックス・コーヒーがデザインした、ワシントンモチーフのマグカップにも当たり前のように満開の桜が描かれている。
日本のアメリカに対する100年間にわたる「桜外交」と「文化PR」によって、桜はアメリカにやってきたというのは実に有名な話である。
アメリカの著作家であるエリザ・シドモアは日本に訪れた際に、桜の美しさに惚れ込み、1885年から20年余りかけて、アメリカに桜並木を作るために奔走し、1909年に、ヘレン・タフト大統領夫人の支援を得て、終に実現する。そして、日本は東京都の名義で桜を寄贈した。
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