七七事変(日本名・盧溝橋事件)78周年に際し、偽満皇宮博物院は社会各界および日本の友好関係者と、「日本中国侵略罪証文物展」を共催した。260点以上の展示品には、中国を侵略した日本軍の装備、軍人が使用していた各種軍事用品などのほか、日本兵の村瀬守保が撮影した日本軍の暴行の写真が含まれる。
同博物院陳列研究部主任の劉竜氏は、「物により歴史を証明し、日本の中国侵略の事実と罪証を明らかにし、日本の歴史を歪曲し侵略を否定する言行に反論することが展示の狙いだ。また戦争の記憶を絶えず深め、歴史を鏡とし未来を見据え、平和を惜しみ、平和を維持するよう人々に呼びかける狙いがある」と話した。
劉氏は、「村瀬は撮影した写真を直接家族に送ったため、日本政府の検閲を逃れ留められた。子孫はその後、これを東京都の日中友好協会に寄贈した。村瀬が撮影したこれらの写真は、上半期に東京で展示された。博物院は情報を知ると、日中友好協会を通じて数百枚を集めた。今回はその一部のみの展示となった」と説明した。