劉氏は、「村瀬は撮影を好み、長江流域、東北地区、華南地区などに足跡を残している。戦争中に撮影されたもので、信ぴょう性が高い。これは我々が日本の中国侵略の罪、特に中国人を虐殺した罪を暴く上で非常に有意義だ」と述べ、南京大虐殺の光景を記録した写真を指さした。「写真の下の方には無数の死体が転がっており、焦げた木に押しつぶされている。これは数人の日本兵が、中国人の死体を焼く様子だ」
もう1枚の写真には、日本兵が火砲によって破壊され無残な様子になった盧溝橋で、威勢を示す様子が捉えられている。「盧溝橋事件は7月に発生したが、写真の日本兵は分厚い服を着ているため、すでに晩秋か初冬だったと分析されている」
全国抗戦勝利70周年記念デジタル化展示プロジェクトである「日本中国侵略罪証文物展」は、会場での展示から1か月後にネット上の展示を行う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月10日