女装したGENKING
女装したとまん
流行の変化に伴い、男性が化粧をすることは珍しいことではなくなり、日本の若い男性の間に新たなブームが生まれている。『ニューヨーク・タイムズ』によると、「ジェンダーレス男子」が日本のファッション界をリードし、髪を染め、カラーコンタクトレンズをつけ、口紅を塗り、ネイルアートをするという彼らの行為は知らず知らずのうちに男女の服装の基準を変えている。専門家は、日本の多くの男性が同じような服装だが、「ジェンダーレス男子」はファッションと外見を通して自分を表現したいと思っていると分析。
流行する「ジェンダーレス男子」
毎朝外出前に、とまんは東京都の初台にあるアパートで40分かけて丁寧に化粧する。見た目は男性というより、女性である。日本人が昔から性別に合った着こなしをしてきたのと比べ、とまんは驚くべき選択をした。
とまんはモデル兼音楽グループの歌手で、SNSに多くのフォロワーを持ち、テレビ番組にもよく出演している。彼は自分が女性の格好をしているのではなく、「ジェンダーレス男子」だと思っている。
小柄な体型のとまんは、「心は男、性別の考え方は必要ない。自分のスタイルに合う場所を探すべきで、男はこうあるべき、女はこうあるべきということはない。男も女も同じ人間」と話す。