日本はこれまで、漫画・アニメ産業で世界をリードする地位を保ち続けてきた。中国も多くの作品を導入し、影響力の比較的大きかったものとしては『ナルト』のほかに、『ドラゴンボール』、『新世紀エヴァンゲリオン』、『名探偵コナン』などが挙げられる。
『ドラゴンボール』は1986年に日本で初放映された。漫画版は1990年以前にはもう、中国大陸部に出現している。この作品は、主人公の孫悟空と願いをかなえてくれる「ドラゴンボール」をめぐる一連の物語である。迫力ある格闘シーンと個性あるキャラクターで、世界中で大きな反響を呼んだ。世界で最も多くゲーム化された漫画としても、ギネス記録に認定されている。