ショッピング、外食、宿泊など、現地の特色あふれる観光体験で微信、支付宝(アリペイ)などの中国モバイル決済サービスが使用できる。日本の店側も、微信支付の導入に意欲的になっている。
東京のある太鼓教室では、伝統的な太鼓を楽しむ多くの観光客が、自ら試そうとしている。体験を終えると、現金や銀聯カードの他に、モバイル決済サービスによる決済を選択できる。
和太鼓教室のマーケティング担当の小林氏によると、教室は毎月600人以上の外国人客を受け入れ、うち中国人は5%ほどのため、まだ高い潜在力を秘めている。さらに中国人客を集めるため、教室は微信支付を導入した。
ドン・キホーテ東日本営業本部の竹内三善本部長は「当社の37店舗で微信支付を導入しており、旗艦店3店舗が含まれる。観光客の決済を便利にし、さらに微信アカウントなどのサービスを利用することで、お客を呼び込みたい」と話す。