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japanese.china.org.cn |09. 05. 2018

李総理が訪日 中日韓の協力の未来を切り開く

タグ: 中日韓首脳会議 意思疎通 訪問 





中日韓の協力、新たな局面を迎える


 李総理の今回の訪日において、中日韓首脳会議は重要な予定になる。東アジア協力の重要な構成部分である中日韓首脳会議は、発足からすでに19年間が経過する。3カ国は各分野の交流と協力で多くの成果を手にしている。今回の3カ国首脳会議は2年半ぶりで、3カ国の協力の新たな局面を開き、地域の平和と安定、発展と繁栄に新たな貢献を成し遂げるものとみられる。


 3カ国首脳が何を議論するかも、注目の焦点になっている。


 今回の会議の前に、南北両国が歴史的な首脳会談を開いた。朝鮮半島問題は、中日韓の首脳が避けては通れない重要な議題になるとされている。


 日本経済新聞は「安倍晋三首相はヨルダンを訪問した際に、米朝首脳会談前に中韓と腹を割って話し合い、朝鮮を非核化に向かわせるため積極的に協議したいと表明した」と報じた。


 韓国の青瓦台は5月1日に発表した声明文で「文在寅大統領は韓中日首脳会議で南北首脳会談の結果を紹介し、中日と3カ国の協力、半島の非核化と恒久の平和の実現について協議する」と発表した。


 現在「脱グローバル化」が激しく渦巻き、保護主義の傾向が台頭する状況下、中日韓が経済協力を推進し、多国間貿易体制を守り、開放型経済の構築に向け活力を注入することが、今回の会議に寄せられている大きな期待だ。


 読売新聞は「中日韓首脳会談後、共同宣言が発表される。宣言には3カ国が経済・貿易関係、スポーツ交流、各分野の協力を強化し、かつ中日韓自由貿易協定の早期合意を目指すという内容が盛り込まれる」と報じた。


 韓国の聯合ニュースは「青瓦台の金宜謙報道官が発表したプレスリリースによると、3カ国はさらに各分野の実務的な協力を強化するプラン、北東アジアなどの地域及び国際情勢について重点的に議論する」と伝えた。


 3カ国首脳が協議のテーブルに戻ることが大勢の赴く所となっている。インドのThe Hindu紙は「トランプ大統領の米国ファースト、拡大を続ける保護主義を受け、アジアは内部に重心を移し、新たなサプライチェーンと市場を模索している。新たな状況に直面し、中国と日本は従来のゼロサムゲームに固執していない。中韓もそうだ。緊密な協力による多極化したアジアが誕生しようとしている」と指摘した。


 東アジアは現在、忙しい外交シーズンを迎えている。北東アジアの3大国の首脳は、関係強化を目指している。中韓と日韓にとって、相互信頼は極めて重要であり尊いものだ。


 意志が堅ければ一切の困離を克服できる。中日韓が手を結び共に歩み、互恵とウィンウィンを実現し、アジア運命共同体の構築に取り組むことに期待する。



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