日本国元総理大臣福田氏の手向けた花輪
南京陥落前後の資料やと大虐殺発生の展示と共に、戦後、歴史の真実を伝え続け、心の和解の実現を目指して努力している日本人たちの取り組みや、平和な世界を共に築くという展示理念に対し、福田氏は「バランスのとれた内容だ」と評価し、記念館について「資料をよく集めている。日本ではあまり公開されないものもあり、こういうことを日本人がもっと知るべきだと思った」との認識を示しました。
福田氏はまた「過去の事実を広く後世に伝えていくのが、現代の我々の責任だ」と語り、「アジアが世界をリードする時代が始まった。日中両国民は過去のことは忘れることはない。それと同時に、前方を見て前進しなければならない。両国民が力を合わせて、新しい時代、良い世界を作るために働かなければならない」と語りました。