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japanese.china.org.cn |07. 01. 2021

日本でごみ拾いを続ける中国人ボランティア 行動は言葉に勝る

タグ: ゴミ袋 道具 西川口駅 中国人 ボランティア

 毎月第一土曜日の午後4時から5時に東京等の街頭では緑色のビブスを着た人たちを見かける。道具と大きなゴミ袋を手に、歩きながらごみを拾い、最後にまとめてきちんと分別する。緑色のビブスにはパンダの顔と「ピカピカ隊」という文字がプリントされている。コロナ禍の今もなおその活動は続いている。


 「生活の中で多くの人から誤解されることもあるけど、言葉で説明する必要なんてない。行動で証明すればいい」とこのボランティア活動を始めた思いを語るAya(仮名)さん。


 「80後」(1980年代生まれ)の彼女は日本留学後そのまま就職し、日本での生活はいつの間にか10年以上の年月を重ねた。2017年には埼玉県川口市西川口駅の近くに四川麻辣燙(マーラータン)の2号店をオープンさせた。


 西川口駅周辺には多くの店舗が集まる。そのうちの7~8割が中国人オーナーのお店であることから「チャイナタウン」とも呼ばれる。近年ではこれらのお店が地元の経済に活力を与えていると日本のメディアでもよく報じられる一方で、「地元のごみ問題が深刻」という懸念も報じられている。

 

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