競技会場で記念写真を撮る東京五輪ボランティアの趙さん(写真は本人が提供)。
東京大学工学部研究科に在学中の王さんは、競技会場でメディア機関がスムーズに報道を行えるよう補助する東京オリンピック放送機構(OLYMPIC BROADCASTING SERVICES)のスタッフの1人だ。王さんは北京五輪当時を振り返って、「開会式の挨拶の中で触れられた『オリンピック精神の真の意義は人が中心であることを追求し、自分を越え、自分を高めることだ』という言葉が強く印象に残っている」と語った。王さんは、「オリンピックというスポーツの祭典は世界中を一つにまとめ、団結させることができる力を持っている。その一員として参加できたことは、自分にとって青春の記念になる」と語った。