中日両国>
japanese.china.org.cn |28. 11. 2023

河野洋平氏「サプライチェーン博がサプライチェーンの強化で大きな力を発揮することを願う」

タグ: サプライチェーン博
中国網日本語版  |  2023-11-28

5265e282c6a9e5a3219bd2174f9ca463_116844174_e5354b3a-09f7-4e90-9ebd-26bbc589bac7.png

第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会会場の中国国際展覧センター(順義館)中国網記者・李明艶撮影)


 「世界を繋ぎ、共に未来を創る」をテーマとする第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会(以下「サプライチェーン博」)が28日午前、北京市の中国国際展覧センター(順義館)で開幕した。これは世界初のサプライチェーンをテーマとする国家級の博覧会で、重点業界の川上・川中・川下が融通し合い、中小企業と大企業が結びつき、産学研用が連携し、国内外企業が交流する開放型国際協力プラットフォームを構築し、世界の産業チェーン及びサプライチェーンの安定を積極的に守ることが狙いだ。


631b4271f257b6c5e1e724fe41323550_116844174_653ca140-39ad-41c0-8fbc-16f3ecbc1a32.png

日本国際貿易促進協会の河野洋平会長


 日本国際貿易促進協会の河野洋平会長はこのほど第1回サプライチェーン博に寄せた祝辞の中で、「現在の世界貿易の状況を見ると、サプライチェーンの安定性の強化が極めて重要だ。サプライチェーン博がその大きな力を発揮することを願う」と述べた。


 第1回サプライチェーン博は世界各地の多くの政界要人、国際機関責任者、世界ビジネス界リーダー、国際的に有名な専門家及び学者、大企業の代表者を集めた。産業チェーン及びサプライチェーンの国際協力の強化や、世界経済の回復の促進などの議題をめぐり交流する。河野氏はこれについて、人々がイベントのテーマを巡り議論と交流を十分に行い、世界の産業チェーン及びサプライチェーンの安定と円滑化を維持するため新たなプランを掲げることを願うと表明した。河野氏はさらに、サプライチェーン博の成功を心より願うとした。


 第1回サプライチェーン博は「共に建設し、共に促進し、共有する」を原則とし、スマートカー、グリーン農業、クリーンエネルギー、デジタルテクノロジー、健康生活の5大チェーンと1カ所のサプライチェーンサービス展示エリアを設置。展示面積は10万平方メートル。出展企業は515社で、うち世界トップ500社は53社、中国トップ500社は57社、中国民間トップ500社は25社。そのうち国際出展業者は、主に米国、日本、英国、ドイツなどの55の国と地域からの132社で、全体の26%を占める。さらにアフリカ連合とアラブ連盟の2つの国際機関が出展。


 情報によると、第1回サプライチェーン博は12月2日に閉幕。博覧会は5日間の会期中にシーン型・交流型の形式でグリーンな発展、低炭素・環境保護、デジタル化モデル転換における科学研究、技術、設備、応用などの最新の成果を展示し、来場者に没入型の体験をもたらす。展示内容は来場者に世界のサプライチェーンと産業チェーンの発展趨勢を理解するために、より広い視野を提供することになる。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月28日