中日両国> |
japanese.china.org.cn |30. 09. 2024 |
日本人、パンダの「リーリー」と「シンシン」にお別れ
タグ: パンダ リーリー シンシン 上野動物園
中国網日本語版 | 2024-09-30
パンダグッズを持った見学者が28日、東京の上野動物園でパンダの「リーリー」と「シンシン」に別れを告げた。新華社記者・張笑宇撮影
上野動物園のパンダ「リーリー」と「シンシン」の最後の観覧日である28日、富田恭正副園長は「この2頭のパンダは光のように、東日本大震災と新型コロナウイルスの重い雰囲気に包まれた日本を明るく照らした」と語った。富田氏はこの2頭が5000日に渡り日本の人々に温もりと感動をもたらしたことに感謝した。
「リーリー」と「シンシン」は29日午前4時頃に上野動物園を離れ、帰国の途についた。夜明け前、一部のファンは早くから動物園の外に集まり、2頭に別れを告げた。多くの人が名残惜しみ、涙を流した。
上野動物園は連日混雑している。28日には約2000人が動物園の入口で長い列を作り、「リーリー」と「シンシン」との別れを惜しんだ。
「リーリー」と「シンシン」を送るため、愛知県から駆けつけた住田さんは夜通しで列に並んだ。「初めて会ったときからパンダが好きになった。美しい思い出をたくさん残してくれたことに感謝している。健康で長生きしますように」
「さようなら」「パンダの家族に感謝」「帰国後も元気でね」2頭が日本を離れた後も、上野動物園は飼育員が書いた心温まるメッセージを展示している。またネットユーザーは動物園が特設したコメント欄に多くの祝福の言葉を残し、この一対のパンダを思い慕っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月30日