第2回「友誼杯」中外政企サッカー大会が開幕　 日本代表は友好促進に期待

(写真は主催側が提供)

第2回「友誼杯」中外政企（中国・海外・政府・企業）サッカー大会が19日午前、北京天壇スポーツセンターにて開幕した。今後約1カ月にわたり、国家部・委員会、各国駐中国大使館、外国商工会議所、外資系企業で構成される20チームが8日の日程で熱戦を展開し、スポーツ交流を通じ国際協力を促進する。

中国国際貿易促進委員会（中国貿促会）の任鴻斌会長は開会挨拶で、「本大会は外資系企業の『中国に拠点を置き、世界に貢献する』という活動理念を支援する画期的な試みだ。競技を通じた政企交流の強化が、今後の実務協力に建設的な促進効果をもたらすことに期待する」と強調した。

在中国日本国大使館の山田欣幸公使は祝辞で、「本大会が国際交流の貴重な機会となることを確信する」とした上で、「中国貿促会の大阪万博成功への重要な貢献に深い謝意を表する」と述べた。特に「伝統文化と先端技術が融合した中国パビリオンは大勢の来場者を集め、日中民間交流の重要な場となった」と評価した。

今大会は出場チーム数を前回の17チームから20チームに拡大し、初めて広東・香港・マカオサブ会場を設置。選手代表として宣誓を行った、2年連続出場のキヤノン（中国）有限公司CHRO 人事戦略本部シニアディレクターの小島武彦氏は中国網のインタビューで、「毎週土曜日に中国人の仲間とプレーする習慣が、相互理解の基盤を構築している。彼らの友好的な態度に触れ、日中関係の一層の進展を確信した。各国代表との競技・交流を契機に、新たな協力関係を構築したい」と語った。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年10月22日