| japanese.china.org.cn |05. 02. 2026 |
東京裁判の米検事補日記が初公開、日本による中国侵略の犯罪を暴く

サットン日記を記者に見せる鄒徳懐氏(撮影=新華社記者・蒋芳)
侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館(南京大虐殺記念館)からの情報によると、東京裁判の米国検事補を務めたサットンの日記が最近、発見された。この日記は収集家の鄒徳懐氏によって落札され、中国国内に届けられた。初期鑑定の結果、日記は原本であり、今回が初公開となった。

サットン日記の記述(撮影・鄒徳懐)
発見者の鄒氏によれば、6冊からなる日記はサットンの1946年から1948年にかけての東京裁判における業務記録であり、中国での証拠収集活動を克明に記録している。特に南京大虐殺に関する現地調査の詳細が記述されており、長江の岸辺で6千人が機銃掃射を受けた惨劇の現場の視察、慈善団体の遺体埋葬記録データの閲覧、伍長徳や尚徳義ら生存者の証言収集、東京裁判の重要証人ロバート・ウィルソンや許伝音らとの面談および出廷要請の経緯などが記されている。鄒氏はさらに、この一連の資料にはサットンの私物や「中国に関する報告書」6冊も含まれており、南京大虐殺や日本軍によるアヘン栽培強要などの内容が記されていると説明した。

サットンの「中国に関する報告」(撮影=新華社記者・蒋芳)
侵華日軍南京大虐殺史研究会の専門家である楊夏鳴氏は、サットンの日記は証拠収集、証人選定、起訴内容の整理などの重要な過程を一人称視点で完全に記録している点で貴重だと述べた。

サットンの私物(撮影=新華社記者・蒋芳)
今年は極東国際軍事裁判(東京裁判)開廷80周年にあたる。侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館の周峰館長は、サットンの日記などの貴重な記録の発見は、南京大虐殺の歴史や東京裁判への研究のさらなる掘り下げに大きく寄与すると語った。記念館では、今後この一連の記録に対する体系的かつ徹底的な研究を進めていく予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年2月5日
