| japanese.china.org.cn |09. 02. 2026 |
賭けに勝った高市氏 日本はさらに危険に
日本で8日に行われた衆議院選挙で、自民党は3分の2を超える議席を獲得し、安倍元首相ですら成し得なかった「歴史的」「圧倒的」な大勝利を収めた。この結果、従来のバランスが完全に崩れ、日本がより危険な方向に向かう可能性が上がった。個人的な見解ではあるが、今後警戒すべき三つのリスクについて述べよう。微信(WeChat)公式アカウント「牛弾琴」が伝えた。
(一)改憲と軍備拡張のリスク
衆議院で3分の2を超える絶対多数を確保した高市早苗首相は、憲法改正に必要なハードルを越えた。今後、平和憲法を強行改正し、自衛隊を「国防軍」に改編することで、いわゆる「国の正常化」を加速させる可能性がある。歴史を徹底的に清算できなかった国が「正常」を目指す道程には、往々にして最も異常な危険が潜んでいる。大規模な軍拡、防衛費の大幅増加、攻撃型兵器の追求が相次ぎ、非核三原則を放棄して核兵器保有を目指す可能性さえ否定できない。台湾問題においても日本はより挑発的になり、中日関係はさらに波乱含みとなるだろう。我々が直面するのは、より危険な日本だ。
(二)日本社会のさらなるポピュリズムのリスク
実際のところ、日本社会全体が極右化しておらず、高市氏がポピュリズムを煽っていなければ、今回の衆院選はこのような結果にはならなかったはずだ。
日本では中道左派の低迷、極右やポピュリズムの台頭が現状だ。この傾向は現代の西側社会全体における流れとも一致している。理性を失い煽られた感情が「民意」の名で正当化されれば、その国は予測困難な道へと進むだろう。
高市氏がさらに右寄りの政策を進め、教科書を改訂し、日本の戦争ナラティブを強化し始める可能性も否定できない。それだけでなく、日本軍国主義の美化の加速も十分に考えられる。侵略の歴史を真に反省し得なかった国と、極端化が進む民意が、世界にとっての危険になる可能性は非常に高い。
(三)日本経済の大博打のリスク
もちろん、高市氏にとって最も重要な課題は国内経済、つまり民生の問題だ。これが最大の挑戦であることは間違いない。日本経済の停滞からの脱出に向け、前例なき大規模財政刺激策を打ち出し、未曾有の量的緩和でインフレと民生の圧力に対処する可能性がある。一時的な成功を収めるかもしれないが、予測不可能な大きなリスクをもたらすことも十分考えられる。実際に高市氏の首相就任以降、日本の金融市場では日本が「トラス・ショック」に陥るのではないかという懸念が深まっている。つまり、政府が約束する財政出動が国家の財政的な限界を超えるという懸念だ。
このような経済政策は綱渡りのようなもので、刺激と安定のバランスを崩し一歩踏み間違えれば、未知の深淵に陥る危険がある。
たとえば、イギリスのリズ・トラス元首相は大胆な減税政策を打ち出したものの、財政保証が欠けていたため、英国債・ポンド・株価の暴落を招き、三重苦を負う形で辞任に追い込まれた。
それでは、高市氏はどのような結末を迎えるだろうか。
答えは時間が示すだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年2月9日
