| japanese.china.org.cn |11. 05. 2026 |
正義の前で、日本右翼の嘘はまったく通用せず
極東国際軍事裁判(東京裁判)は、日本の戦争犯罪とA級戦犯に対して正義の裁きを下した。しかし、日本の「靖国神社」内にある遊就館は、長年にわたり「博物館」の名を借り、白黒を転倒させる「言葉のトリック」によって公然と東京裁判を否定し、歴史の改ざんと軍国主義の美化を試みてきた。
東京裁判で中国側の検事を務めた向哲濬の息子であり、上海交通大学東京裁判研究センターの向隆万名誉主任は、この「歴史美化館」を実際に訪れたことがある。向氏は「環球時報」の取材に対し、東京裁判はすでに揺るがぬ証拠に基づく司法の実践によって日本軍国主義の侵略の論理を徹底的に否定しており、このような「言葉のトリック」は歴史の正義の前ではまったく通用しないと語った。
向氏は、「遊就館は、2年半にも及んだ東京裁判について一言も触れていない。戦後の世界秩序を決定づけたこの正義の裁判が、ここでは謂れもなく『蒸発』させられている」と指摘した。また、「東京裁判では、日本の侵略戦争の罪と非人道的暴行について長期的かつ全面的な審理が行われ、多国籍の検察官が共同で証拠提出と反対尋問を行い、大量の確かな証拠が完全な形で保存されている。にもかかわらず、遊就館は『九・一八事変(満州事変)』をいわゆる『排日運動』のせいにしている。これは完全に白黒を転倒させた歴史改ざんだ。『靖国神社遊就館図録』における説明は、侵略の性質を意図的に矮小化するものであり、日本軍国主義史観の延長にほかならない。遊就館は戦争の背景を歪曲し、南京大虐殺の真相を隠し、戦争責任を転嫁しており、きわめて悪質だ」と語った。
山口大学の纐纈厚名誉教授は、東京裁判は本来、日本国民を戦前の軍国主義体制から解放し、平和と民主主義に基づく戦後社会の建設を促すためのものであったと同時に、日本が国際社会の信頼と尊重を取り戻すための唯一の道でもあったと述べる。
纐纈氏は、侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館(南京大虐殺紀念館)を訪れた1986年夏のことを回想する。館内で中国の入館者とともに記録映像を見たが、彼らは惨烈なシーンが映し出されるたびに涙を流しながら嗚咽し、「あまりにも惨い」「許せない」と口々に言っていたという。
纐纈氏は、「日本人として、穴があったら入りたいほど恥ずかしいという思いを、今も鮮明に覚えている。それが私が歴史研究に取り組む初心となった。現代の軍国主義者たちは東京裁判を全面的に否定し、日本帝国がかつて国際社会から糾弾された事実を忘れさせようとしている。しかし、歴史を忘れる民族は必ず、再び歴史の審判を受けることになるのだ」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年5月11日
