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japanese.china.org.cn |14. 05. 2026

日本の「再軍事化」が「灰色のサイ」の理由

タグ: 再軍事化 安全
中国網日本語版  |  2026-05-14

日本の自民党はこのほど「宇宙・海洋開発特別委員会」の会合を開き、政府への提言案を取りまとめた。内容には、宇宙関連業務に従事する自衛官の増員などが含まれている。専門家は、この「宇宙開発」の名を掲げた提言案は、実質的には日本が軍事大国化と宇宙の軍事化を加速させるための重要な一歩と指摘している。中央テレビニュースが伝えた。

中国外交部の郭嘉昆報道官は12日の定例会見で、日本の「再軍事化」という「灰色のサイ」が突進中と述べた。国際社会では、日本がすでに平和主義の路線から明らかに逸脱し、戦後最も危険な軍事・安全保障政策の転換を迎えているとの見方が広がっている。この動きが、地域および世界の平和と安定に深刻な脅威をもたらすことが懸念されている。

中国社会科学院日本研究所の孟明銘助理研究員は、「灰色のサイ」とは、明らかに存在し発生確率も高いにもかかわらず見過ごされがちで、最終的に重大な危機を引き起こしうる事象を指す概念と説明した。その上で、外交部報道官が日本の「再軍事化」を「灰色のサイ」にたとえた理由として、次の3点を挙げた。

まず、日本の軍事・安全保障分野における危険な動きが、すでに明確な傾向を示している点だ。日本は近年、平和憲法の制約を次々と突破し、軍事安全保障政策において危険な措置を取り続けており、その「再軍事化」の道筋はすでに明確だ。

次に、日本の国力の規模を鑑みると、その「再軍事化」が大きな危険性を伴う点だ。日本は世界4位の経済大国であり、強固な産業基盤、十分な資金力、素養ある人口を備える。このような規模の国が全面的な「再軍事化」を急げば、先進的な民生産業の生産能力を速やかに高性能軍事装備の大量生産へと転換できるだけでなく、武器輸出や防衛協力などを通じて世界の安全保障構造にも影響を及ぼす可能性がある。その戦略的ポテンシャルは、通常の地域紛争とは比較にならないほど大きい。

第三に、一部の国が地政学的な私利から、日本を利用して中国をけん制しようとする幻想を抱き、日本の「再軍事化」に寛容な態度を取っている点だ。このような近視眼的な容認の姿勢は結果的に、日本の「再軍事化」という「灰色のサイ」に力を蓄えさせている。

孟氏はまた、アジア太平洋地域は世界経済成長の主要なエンジンであり、地域諸国の経済は相互依存し、密接に結びついていると指摘する。日本の「再軍事化」という政策転換は大きな不確実性をもたらし、最終的には世界各国が生存と発展の基盤としてきた平和秩序を直接脅かすことになる。中国が「灰色のサイ」という警告を発したのは、国際社会に対して冷静な認識を保つよう呼びかけ、戦後に築かれた平和秩序を共に守り、歴史の悲劇の再発を防ぐためだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年5月14日