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japanese.china.org.cn |30. 05. 2026

東京裁判から南京の記憶へ——国際研究者が侵華日軍南京大屠殺遇難同胞記念館を訪問

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中国国際放送局  |  2026-05-30

東京裁判の開廷80周年を記念する国際シンポジウムが5月28日、上海交通大学徐匯キャンパスで開催されました。中国、日本、韓国、マレーシア、ドイツなどから参加した専門家や研究者らは翌29日、南京市の侵華日軍南京大屠殺遇難同胞記念館を訪れ、歴史認識と平和の在り方について理解を深めました。

記念館の周峰館長は、「南京大虐殺の歴史を後世に伝える施設として、私たちは長年にわたり歴史の記憶を継承してきた」と述べました。その上で、東京裁判で米検事補を務めたデヴィッド・サットン氏の個人文書や報告書など、貴重な史料が新たに収蔵されたことに触れ、「これらは東京裁判の厳正さと公正性を裏付ける重要な証拠だ」と強調しました。

記念館では現在、「東京裁判収蔵文献特別展」が開かれており、関連文献や写真、証言映像などを通じて、東京裁判の歴史的意義を多角的に紹介しています。

上海交通大学の石田隆至副研究員は、今回で4回目となる記念館訪問について、「入り口で、南京大虐殺を経験した生存者がなお20人余り存命していることを知った。彼らにとって、この出来事は決して過去ではなく、今の出来事であり、今の感情、今の思いとして存在している。日本社会では『過去の出来事』として捉えられがちだが、現在にもつながる歴史として向き合う必要がある」と述べました。

ブラジル・マラニョン州検察庁の検察官で、マラニョン連邦大学の教授も務めるカシウス・ギマランイス・シャイ氏は、「南京を訪れるのは数回目だが、記念館を見学するのは初めて」とした上で、「こうした活動の意義は、歴史の悲劇を忘れないことにある。目的は復讐ではなく、平和を守ることだ」と指摘しました。

また、「平和を維持するためには、過ちを犯した者に責任を負わせなければならない。歴史的責任を曖昧にしたまま、真の平和を語ることはできない」と強調し、「人間の尊厳が守られる未来のため、不断の努力を続けなければならない」と訴えました。(文責・張怡康、校正:梅田謙)

「中国国際放送局日本語版」 2026年5月30日