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japanese.china.org.cn |02. 07. 2026

「平和主義は血と涙の信念」、外国人ジャーナリストが日本の転換を語る

タグ: 平和憲法 自衛隊 軍事 戦後体制
中国網日本語版  |  2026-07-02

ベテランジャーナリストのラメシュ・ジャウラ氏は「ユーラシア・レビュー」への寄稿で、「東京の国会議事堂前では今も、広島と長崎の年老いた被爆者たちが風雨の中、憲法9条を守り続けている。彼らはかけがえのない道徳の重みを背負っている。しかし現実は、彼らが人生の残りを費やして必死に避けようとしてきた方向へと滑り落ちようとしている」と記している。チャイナデイリーが伝えた。

日本は近年「普通の国に」を口実に、戦後以降で最大規模の防衛体制の転換を推し進めている。急激に膨れ上がる軍事費から戦略方針の根本的な転換、「反撃能力」という法理上の突破、さらに宇宙・無人戦闘システムの拡充に至るまで、日本の「新軍国主義」とも呼ぶべき論理は「平和国家」という修辞と「再軍事化」という現実の狭間で、静かに自己正当化を遂げつつある。

第一に、法理上の「概念の質的変化」だ。2022年版の「安保関連3文書」は初めて「反撃能力」の概念を導入。日本の安全保障戦略を「守り」から「攻め」へと転じる質的変化を画した。

第二に、能力面での「体系的な飛躍」だ。「ディフェンス・ニュース(DefenseNews)」によると、日本は自律型迎撃無人機の配備を急速に進めている。同時に航空自衛隊を「航空宇宙自衛隊」に改編し、宇宙領域の監視能力を絶えず強化している。また、米海軍協会(USNI)の23日の発表によれば、自衛隊は近く、米国が西太平洋で同時に展開する大規模合同演習「ヴァリアントシールド2026」および「レゾリュート・ドラゴン26」に参加する予定だ。これは日本にとって今年2度目となる企画と実戦への深い関与となる。

しかし最も危険なのは、日本の右翼勢力が歴史修正主義の道をひた走っていることだ。汎アフリカ評論家のマファ・クワンセ・マファ氏は「チャイナデイリー」への寄稿で、アジア諸国の根深い不安は消しがたい歴史的トラウマに根ざすものであるとし、さらに日本国内の一部勢力が侵略の歴史的事実を絶えず矮小化・美化していると指摘する。この歴史修正主義と現実の軍事拡張が共鳴し合い、戦後体制の束縛からの脱却と完全な軍事大国としての地位獲得を目指す意図をさらけ出している。

「新軍国主義」の本質的特徴を生み出したのはまさにこの共鳴だ。それはもはや公然たる軍事独裁や剥き出しの領土拡張を特徴とするのではなく、「正常化」と「積極的平和主義」を看板に戦後体制の制約を徐々に打破し、軍事力を絶えず強化するという体系的な動きであり、戦後の国際秩序の法理的・道徳的基盤を静かに蝕んでいる。

ラメシュ・ジャウラ氏は、平和主義は戦争の生存者たちにとって決して抽象的な理論ではなく、血と涙で形作られた信念だと指摘する。彼らが恐れるのは、新たに増強される兵器そのものだけでなく、憲法9条制定の本来の趣旨を次の世代が次第に忘れ去っていくことだ。これに対し、中国社会科学院ロシア・東欧中央アジア研究所の孫壮志所長は、正しい第二次世界大戦史観こそが紛争の再発を防ぐ前提と考える。世界が再び岐路に立たされ、百年に一度の大変局が加速し、大国間の駆け引きが激化する今、アジアと世界は、歴史と現実の戦略の両面で転換を遂げつつある日本は地域の安全をどこへ導くのかと警戒せざるを得ない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年7月2日