何年もブログを書き続けてきたことから、多くの文章が大手サイトに転載された。それによって馮氏は、多くの賞を受賞すると同時に、様々な全国のメディア活動に参加することになった。全国政協は2011年、6名のネットユーザーを招待し、全国政協ネットユーザー座談会を行った。馮氏は唯一の農民代表としてこの座談会に参加し、提案を行った。その後、多くのメディアが彼を取材したことで、馮氏の存在が知られることになった。こうして正真正銘の「ネットのスター」となった。地方の政協委員に推薦されたことから、直接政府に提案することもできるようになった。その後、全国青年連合会委員や遼寧省党代表にも推薦された。これらの栄誉は、彼のネットでの活躍と無関係ではない。
馮氏はネットでニュースを見るのが好きで、読書やジョギング、バスケットボールが好きだ。よく同世代の周小平氏の文章を読み、様々なインスピレーションを得ている。社会的な事柄に対する新たな知見が得られるのだ。最近、自分のウィチャットの公式アカウントも作った。生活観察者である馮氏は、自分の生活からネタを探し、時評やエッセイという形で発表する。
馮氏は「人生はギブがあってこそテイクがある」と言い、真面目に自分の本業をやっていれば、どんな人でも成功できると語る。青年として責任を持って仕事をし、今を生きるべきである。中国で生きる我々は、自分の祖国を愛するべきであり、国が強くなってこそ人々の生活がよりよくなるものである。彼は、ネット上や生活上で積極的なエネルギーを伝え、自分の力を国家のために貢献すべきだと青年たちを励ましている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月3日