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japanese.china.org.cn |16. 01. 2018

90年代生まれ戦場カメラマン、シリアでの経験を語る

タグ: 世界文化遺産 難民



   しかしシリアには苦しみだけでなく、楽しみや夢もある。例えば、シリアのサッカー代表。2017年、中国代表は西安でシリア代表と戦った。結果は、中国がホームで0:1で負けた。その後、シリアはアジア強豪のウズベキスタンを下し、監督は試合後の記者会見で「自分の勝利ではなく、国の勝利、シリア国民の勝利だ」と涙ながらに話した。


多くの人は監督の涙の意味を理解していないだろうが、シリアに長期滞在した人にはわかる。ここ7年ほど、多くの選手が戦争によりユニフォームを剥がれ、軍服を着て戦場に行っていた。中には救命胴衣を着て冷たい海水を抜け、他郷に渡った人もいる。


楊臻さんは、「自分が勇敢であるかどうか考えたことはなく、無力さと困惑を感じることが多い。自分がしていることは戦争を変えておらず、シリアの人たちの死別や住む場所をなくすという命運を変えることもできない。生き抜くことが全てを意味する」と話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月16日


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