ドイツメディアによると、フォルクスワーゲンは先週、過去最高を記録した販売データを発表した。同社の2017年の世界での販売台数は1070万台で、うち中国市場は418万台、ドイツ市場はわずか128万台だった。フォルクスワーゲンのブランドマネージャーのハーバート・ディス氏は自動車専門家の前で行った演説で、「渋滞問題は深刻だが、中国人は自分の車を持ちたいと思い、その実現に向けて懸命になっている。中国は電気の乗り物の主要市場だ」と述べた。
ドイツ『Bild』ウェブ版は1月21日、現在はどのようなデータ・統計もあり、多くの人が自分が1日に何歩歩いたかを数えるほどだとし、以下のように論じた。自動車関連のデータによると、欧州人は移動距離の70%、米国人は80%に車を使用する。中国人だけは軌道交通がややリードしているが、この状態は長く続かない。
中国人がモーターショーでディスプレイのサイズを測っている時、多くの人が笑うだろう。自動車業界にそのようなことをする人などいない。
中国は自動車の未来を左右している。アジアの消費者は若く、新技術に対して開放的で、SNSを頻繁に利用する。これはフォルクスワーゲンだけの見方ではない。