エネルギー協力は、双方の協力の重要分野の一つだ。11日付フィナンシャル・タイムズは「アフリカの人口激増により、今後数十年に渡る発電・送電の需要が浮き彫りになっている。米ボストン大学の専門家の調査によると、中国は2017年に世界各地のエネルギープロジェクトに貸付を行ったが、うち3分の1弱(約68億ドル)がアフリカ諸国向けだった。そのすべてが電力プロジェクトだった。西側諸国が支持する多国間金融機関は、それほど多くの行動を見せていない」と報じた。
スペインのラ・バングアルディア紙(電子版)は記事の中で、ウガンダ北部のまだ電気が通っていない村に注目した。「村人のとある一家は中国製のソーラーパネルを購入したばかりだ。それまで子供たちの日没後の娯楽は、大人たちの話だけだった。今や彼らは他のソーラーパネルを取り付けた村人のように、夜にニュースを見て、音楽を聞き、読書をし、家事をすることができる。ソーラーパネルは彼らに、以前は想像もできなかった暮らしをもたらした。サハラ以南アフリカでは、5億9000万人が電力を使用できない。うち多くが農村部で生活する人々だ。家庭内の太陽光発電システムの普及は、アフリカの各所に光をもたらしている」
12日付アフリカ紙は、ウガンダのムセベニ大統領が中国系工業団地の開幕式に出席したことを伝えた。ムセベニ大統領は「同工業団地はムバライ及び周辺地域の多くの雇用機会を創出する。同地域の住民の生活水準を高め、ウガンダの産業化を促進する。中国は現在、アフリカとウガンダへの協力に力を入れている。中国はアフリカで共同繁栄を実現しようとしている」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月15日