社会>
japanese.china.org.cn |14. 09. 2018

日照港、世界一流の港を目指す

タグ: 日照港 原油ターミナル


 建設初期、日照港は石炭のみを輸出する港で、面積は小さく作業は簡単で、石炭の輸送船と倉庫しかなく、サービス能力と牽引力は限られていた。30年以上経った21世紀初頭、港は鉄鋼業発展という情勢の中で鉱石と鉄鋼の輸出に力を入れ、全国最大の鉄鉱石中継港へと発展し、本土経済のグレードアップを後押しした。


 日照港には現在、3つの30トンクラス原油ターミナルがあり、4つ目の建設認可を取得している。従業員69人だけで、36時間以内に30万立方メートルの原油を積み降ろす。


 今年に入り、日照港は複数の輸送方法を用いて物流輸送の「最後の1キロ」を解決し、山西省や河南省など中西部の奥地に4カ所の無水港を設立し、中遠海運集団と共同で港外物流、コンテナターミナルなどの現代物流業務を開始した。


 日照港は立地が良く、韓国や日本と海を隔て、国際海上輸送メイン航路に近く、世界の各港に行くことができる。そのため、「一帯一路」構想で、日照港は「スピードラン」を開始し、モロッコのアジアアフリカ経済特区と趣意書に調印し、ギニアのコナクリ港とボーキサイトターミナルにおいて協力し、「照蓉欧」(日照ー成都ー欧洲)コンテナ国際列車が貨物を満載して中国・欧州間を走っている。


<   1   2   3   4   5   6   7   8   >