社会>
japanese.china.org.cn |15. 01. 2019

家計簿をつけ続けて20年 分から万元規模に

タグ: 家計簿 新年



  

陳さんは、「アブラツバキを栽培し、豚と牛を飼育し、収入はさらに増えた」と付け加えた。

 

 年を追うごと家計簿の数字は変化し、支出目的も増えていった。陳さんは今年の家計簿を記者に見せ、「カラーテレビを買って視聴料が加わり、バイクを買ってガソリン代が加わり、夫婦2人が携帯電話を持って毎月の通話料が加わった。ネット通販で特産品を販売し、インターネット通信料も加わった。昨年は家を改装し、約15立方メートルのスギの木は全て自分で栽培したもので、計算していないが工事に7万元以上かかった。以前の家計簿にこれほど大きな数字はなく、想像したことすらなかった」と話した。

 

 2人は財産をしっかりと管理し、山に新たに植えたスギの木は「緑の銀行」と言える。また、3頭の牛と10頭の豚を飼育し、8ムーのアブラツバキ畑も管理している。龍勝各族自治県は広西チワン族自治区の11の油茶プロジェクトモデル重点県の1つで、県の油茶産業の大々的発展のチャンスを生かし、今年新たに4ムーでアブラツバキを栽培する予定だという。

 

 陳さんは家計簿をつけ続けているが、細かく計算するためではなく、習慣になっているためである。県内または郷内で貧困支援に関する会議に出席する、孫と電話するなど数字以外のことも記録する。彼は、「新型の農民がいなければ新しい農村はなく、新型の農民が1000万人いたら、共産党員はその前を歩まなければいけない」と書き記している。

 

 陳さんは共産党員で、村民の先頭に立ってスギの木やアブラツバキの栽培、養殖を行い特徴的産業を発展させ、多くのことに取り組んでいる。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月15日


<  1  2