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japanese.china.org.cn |06. 02. 2021

北京冬季オリンピックは世界が中国を知る好機

タグ: 北京冬季オリンピック

準備・開催の着実な進展が示す制度的優位性

今年の降雪シーズン、北京市と河北省の張家口市を結ぶ京張高速鉄道はスキー愛好家に幸せを運ぶ路線となった。開通1年で、北京冬季オリンピックの三大競技エリアを繋ぐこの路線の利用者は延べ680万人を超えた。100年以上前に時速35キロの運行速度だったものが、現在では時速350キロになり、京張線の変化は中国の人々が自ら奮闘し続けてきた歴史を物語っている。

2022年に向かって示されている「中国スピード」は高速鉄道だけに限らない。わずか3年間で、道路や水道、電気、インターネットがなかった北京市延慶県の小海陀山エリアに中国初のスノーモービル場が無事完成し、申請された特許は133件に達した。冬季オリンピックの開催準備のタイムスケジュールに則して、各目標が期日通りにしっかりと達成され、国際社会からは「中国効率」の模範であると賞賛されている。

冬季オリンピックの開催準備が着実に進められているのは、大胆かつ革新的な方法が取られているだけでなく、人々に立脚した堅実な精神があるためだ。全ての冬季オリンピックの競技会場で「グリーン電力」が使用され、張家口市崇礼区ではスキーなどに関連する仕事で3万人以上の収入が増え、全国で毎年3000回以上のウインタースポーツイベントが開催されている。「グリーン、分かち合い、開放的、クリーン」というオリンピック開催の理念を1つ1つの細かな点で具現化させ、最終的なスタンスは人を中心としている。

「2022年に北京で会いましょう!」。中国はさまざまな開催準備を全力でしっかりと行い、世界のために素晴らしく、非凡で、卓越したオリンピックを開けるよう努力をしている。

「北京週報日本語版」2021年2月6日


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