53歳の張必弟さんは海南省瓊海市の出身で、幼い頃から椰子彫刻に慣れ親しんできた。長年の出稼ぎ労働を経て、張必弟さんは2015年に瓊海市に戻り、椰子彫刻工芸品の制作を開始した。
海南省の椰子彫刻は椰子の殻、木、シュロを原料とした伝統の彫刻アートで、2008年に国家級無形文化遺産に登録された。「椰子彫刻の市場は非常に大きい」と話す張必弟さんは、伝統の椰子彫刻を現代生活に溶け込ませ、伝承していきたいと考えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月21日