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japanese.china.org.cn |03. 03. 2022

豊富な授業で聴覚障害を持つ学生の生活が充実

タグ: 聴覚障害を持つ学生 愛耳デー
中国網日本語版  |  2022-03-03


 全国愛耳デーにあたる3月3日、記者は福建省莆田市特殊教育学校を訪れた。ここに通う70人以上の聴覚障害を持つ学生は普通の子供と同じように9年の義務教育を受ける。授業で、彼らは声を出して教科書を読み、手話と声で先生の質問に答える。聴覚障害を持つ学生が将来社会に溶け込めるように、学校は中学から絵画、料理、美容など多くの職業に役立つ授業を行っている。


 聴力と表現能力が弱いため、彼らは多くの面で聴力が正常な子供より成長が遅く、社会に溶け込むことが難しい。子供たちにどのように自分を見つめ、受け入れ、人生を楽しく歩んでもらうかは、特殊教育教師の課題である。莆田市特殊教育学校の呉勁松校長は、「教師として、これらの授業1つ1つが鍵となり、聴覚障害を持つ子供たちが今後の人生の多くの可能性を切り開く手助けとなると信じている。全てが子供たちに自信を持たせ、自分はできると信じさせるため。そうすることで今後人生をしっかりと歩むことができる」と話した。


 医学と社会福祉事業の発展に伴い、多くの聴覚障害を持つ子供が早期新生児検査を通し、人工内耳や補聴器の助けを借り、世界の美しい音を聞き、社会生活に溶け込むことができるようになった。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月3日

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