重慶市黔江区小南海鎮は近年、西蘭卡普織物工芸と農村振興を組み合わせ、「無形文化遺産+文化クリエイティブ」の方式で旅行グッズを生産し、西蘭卡普の保護と伝承に力を入れている。また、西蘭卡普無形文化遺産工房を設立し、無形文化遺産の職人を招き、村民が講座を受け、織物技術を習得し企業に就職している。
西蘭卡普はトゥチャ族の錦織りで、情熱的な色合い、精巧な柄、緻密な構造、菱形の模様、斜めボーダーを中心とし、幾何学的対称と反復連続にこだわっており、2006年に国家級無形文化遺産に登録された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月23日