ボーイング737−800、過去16年の事故を振り返る

　2013年　インドネシアのライオン・エア9着陸失敗事故

　2013年4月13日、インドネシアのライオン・エアのボーイング737−800が、バリ島に着陸する際に尾翼の故障により減速できず、空港近くの海に墜落した。機体は真っ二つになった。幸いにも乗客101人と乗組員7人が全員生還した。負傷者は45人。

　2016年　フライドバイ981便墜落事故

　2016年3月19日、フライドバイ981便（アラブ首長国連邦ドバイ〜ロシア南部ロストフ・ナ・ドヌ）のボーイング737−800が、ロストフ・ナ・ドヌ空港に着陸する際に墜落した。機内の乗客55人と乗組員7人が全員死亡した。

　2018年　ペガサス航空8622便着陸失敗事故

　2018年1月13日、トルコのペガサス航空8622便のボーイング737−800がトラブゾン空港に着陸する際に滑走路を左に逸れて、崖を滑り落ち、海に転落しそうになった。3人が軽傷を負った。

　2018年　ニューギニア航空73便着水事故

　2018年9月28日、ニューギニア航空73便（ポンペイ〜ポートモレスビー）のボーイング737−800が、着陸の際に海に落下した。救助隊員は機内の乗客36人(乗員を含め計47人)全員の安全を確認したが、ニューギニア航空はその翌日、1人が行方不明と発表した。この乗客の遺体は2018年10月1日に発見された。

　2020年　トルコのペガサス航空2193便着陸失敗事故

　2020年2月5日、トルコのペガサス航空2193便（イズミル〜イスタンブール）のボーイング737−800が、着陸の際に滑走路からオーバーランした。機体は3つに割れた。機内の183人中3人が死亡し、179人が負傷した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年3月23日