黄山の頂の「守り人」

  黄山は雲海、奇石、迎客松があることで知られる。ここには、汗水を流して美しい黄山を守る人たちがいる。

  迎客松を保護するため、黄山は1980年代から迎客松の「守り人」を配備した。2010年、胡暁春さんは迎客松の19代目「守り人」になり、12年間、山で300日以上生活し、迎客松と共に過ごしている。

  黄山の玉屏環境衛生所に勤務する李培生さんは、年中、崖を登ってごみや観光客が落としたものを拾い、区内の巡回点検と落とし物拾いを行っている。20年以上で、李培生さんが崖を登り降りする際に使用したロープの長さは1800キロメートルに達する。これはチョモランマ200座以上の高さに相当する。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年8月17日