福建省埭頭鎮の島の「寝袋の人民警察」

    黄瓜村は福建省莆田市秀嶼区埭頭鎮の島にある村で、人口は5300人、多くの住民が漁業や養殖業で生計を立てている。2016年から、埭頭派出所の人民警察の許偉偉さんは黄瓜村の警備をし、島の常連客となっている。政務処理、訪問調査、巡回、争いごとの解決などを行う許偉偉さんは、住民との距離を縮め、彼らの心の声を聞くため、寝袋持って行き、夜は漁民宅で休憩をとる。許偉偉さんは、「住民に派出所に来てもらうより、自分が寝袋を持って訪問する方が村民と関係を築き、彼らに安心感を持ってもらうことができる」と話した。 

   この6年間、「寝袋の人民警察」は「窓口」を寝袋に入れ、「業務」を背負って島に行き、「平安」を持って住民宅を訪れ、苦労をいとわず奔走し、島で独特な存在となっている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年8月25日